の存在である界王神から、恐ろしい力を持つ魔人ブウの封印が解かれようとしていることを知らされる。復活した魔人ブウにより悟飯やベジータが倒され、悟空はあの世に帰ったため、地球の命運は悟空の次男である孫悟天と少年トランクスの幼い二人に託される。 一方、魔人ブウは様々な人間との出会いからより邪悪で強力な魔
403キロバイト (49,498 語) - 2020年2月12日 (水) 15:11



(出典 bandai-a.akamaihd.net)


確かにブウ編は面白かったよね。
そして長かった。

1 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:44:46.26 ID:L7Tlk39N0.net

ドラゴンボールはサイヤ人編以降は明らかに無理な引き延ばしが行われていたのは周知の事実だ。その結果として、
設定の矛盾や世界観の破綻などの様々な歪みが漫画内にて発生した。と評されている。
 そうした歪み―負債と言っても良い―は連載の長期化にあわせて雪だるま式に増大していったのは紛れも無い事実である。
であれば勢い「○○編で終わっていれば良かったのに」と言われるのも仕方の無いことではあるのかも知れない。
 しかし私はそうは思わない。ドラゴンボールはブウ編をもって初めて完成するのであり、それ以前の(サイヤ人編以降の)
どこで終わったのだとしても、ドラゴンボールは未完成の失敗作にしかなり得ない(というのは言い過ぎ)。
サイヤ人編まででもフリーザ編まででもセル編まででも駄目なのだ。ブウ編まででなくては、ドラゴンボールは完成しない。





14 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:57:16.30 ID:hGz5ErfD0.net

>>1が延々書いてることは、


銀河孤児亭
「ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き


のパクリ


2 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:47:40.85 ID:yd/Hrd0x0.net

肝心の「重要性」について1ミリも触れてないの何で????


3 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:49:28.94 ID:L7Tlk39N0.net

 一体なぜか? それは、ブウ編がドラゴンボールが連載長期化の中で背負わされた、様々な負債の清算を一手に引き受けているからだ。
ブウ編は他のエピソードとは異なり、全体としてどこかまとまりに欠ける。地に足がついていないと言っても良い。
開始当初は完全に悟飯を主人公に置き、ペンギン村よろしくギャグ物回帰として始まった感があった。にも関わらず、早々と
シリアスバトル物へと無理矢理引き戻され、それにともない結局主人公の立場も悟空へと戻される。


4 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:50:45.10 ID:L7Tlk39N0.net

ブウ編ではどうにも話が迷走しており、無駄で盛り上がりに欠ける展開が何度も挿入される。その理由を鳥山明のモチベーションの
低下や編集部との軋轢、テコ入れなどに求めるのは簡単ではある。正直に言えば、実際のところそうなのだろうと私も思う。が、
ことの真実は一旦無視して私の意見だけを言わせて貰うなら、そうした「ぎこちなさ」こそが、ブウ編がドラゴンボールが
抱えていた「負債」の清算に敢然と立ち向かったことの証しなのだ。


5 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:52:18.74 ID:L7Tlk39N0.net

ブウ編を「負債の清算」という観点から読む上で、それを象徴しているのがベジータの存在だ。ブウ編の途中でベジータは衝撃的な
「寝返り」を見せる。敵の親玉たるバビディの洗脳に自らかかり、その上で悟空達と敵対する。しかしながら実際にその展開が
物語を盛り上げているかと言うと、実はかなり怪しい。そもそもベジータは元々悟空や悟飯よりも「弱い」事が既に確定している
キャラクターのはずなのだ。そんなベジータが今更このタイミングで敵に寝返った所で、「絶対絶命」や「最悪の展開」にはなり得ない。
バトル漫画として見るのであれば、ベジータの寝返りは物語の本筋に対しての無駄な茶々入れにしかなっていないのだ。


6 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:52:54.04 ID:JYdy/adaa.net

わたしはキモヲタまで読んだ


7 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:52:57.87 ID:DoScwfiup.net

単純なパワー強けりゃ勝てるって内容の漫画だったけどサタンのお陰でようやく変えることが出来たって意味では重要
なおその後……


11 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:55:22.64 ID:VG/xyEGx0.net

>>7
サタンがいなけりゃブウ編は悲惨だっただろうな
好みはどうあれ、他にない価値はあった


9 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:55:13.75 ID:L7Tlk39N0.net

 では何故ベジータは悟空達を裏切り敵側に寝返ったのか? それはベジータの口から直接語られている。

「オレは昔のオレに戻りたかったんだ、残忍で冷酷なサイヤ人のオレにに戻って何も気にせず貴様と徹底的に戦いたかったんだ」

話を一旦ドラゴンボールから離れて、少年向けバトル漫画全般について少し述べておく。バトル漫画において「一度負けたが生き残った
敵キャラ」が辿る道は端的に言ってほとんど2種類に絞られる。即ち「主人公達の仲間になる」か「新たな敵キャラに対するかませ犬に
なる」かのどちらかだ。いや、と言うよりその両方を兼ねるパターンが一番多い。


15 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:57:24.24 ID:L7Tlk39N0.net

ドラゴンボール屈指の人気キャラクターであるベジータだが、物語内ではかなり割を食った扱い方をされている。
フリーザ編以降のベジータは、何かと理由をつけて悟空達に加勢するが、悟空に先んじてパワーアップを果たしては調子に乗って
敵キャラに挑み、その結果ボロボロに惨敗するという、典型的な「いつの間にか仲間」「新キャラの強さ演出の為の噛ませ犬」の役割を
押し付けられ続けて来た。ブウ編において、もはやベジータのキャラクターからは「宿命のライバル」というファクターはほぼ完全に
剥ぎ取られてしまっているのだ。


16 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 21:59:40.38 ID:L7Tlk39N0.net

なお、近い事はピッコロにも言えるのだが、ピッコロの場合は「悟飯との絆」を通した説得力がキチンとある。ベジータにもブルマとの
結婚やトランクスの存在などはあるのだが、ベジータの場合はむしろまず物語の都合が先行してあって、それに合わせるような形で血縁を
付与された印象すらある。

 ベジータの叫びは、漫画の都合で押し付けられた「仲間」「噛ませ犬」という自らの要素に対して真っ向から反抗しているのだ。
 俺は「仲間」でも「噛ませ犬」でもない! 敵だ! ライバルなのだ!と。


17 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:00:24.78 ID:mK8I+NpL0.net

いやナメック星編で終わりでいいよ
あそこがバトルのスケール的にも限界だし
DB集めという根幹の拡げ方としても限界。


21 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:04:12.13 ID:L7Tlk39N0.net

「漫画の都合」に逆らってみせたベジータは、念願の悟空との戦いの最中に、自分の行為が自分自身にとっても最悪の結果を招いてしまった
ことに気付く。いや、漫画内の描写では、最悪の事態が発生したことに気付いた悟空に対し、ベジータの方は話を逸らすなとイラ立つという
構図なのだが、後のベジータの行動から逆算して考えると、この時点でベジータ自身も状況のマズさに気付いていたと見るべきだろう。
 復活した魔人ブウの危険に気付いたベジータは、悟空を気絶させた上でブウの元へと向かう。そのツケをたった一人で払う事を決意して。
そしてベジータは、息子であるトランクスに対しひどく不器用な別れを告げて、様々なことに懺悔しながら自分の命と引き換えに魔人ブウを倒す。


23 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:08:23.66 ID:L7Tlk39N0.net

ここに至ってベジータは、もはや完全にこの物語の主人公となっている。*でもあの世へ魂が飛ばされるだけで、その気になればドラゴン
ボールで生き返ることもできるのがドラゴンボールの世界観だ。読者からも度々命の軽さが指摘されるが、ここでのベジータの自爆はあの世
からもこの世からも完全に姿を消すことを意味する。彼の死が作中でも極めて異例の設定が与えられたのも、その死に格別の意味性を付与
するためであったのだろう。 漫画の都合に振り回されて道化をやらされ続けて来たベジータは、ブウ編において漫画の都合に真っ向から
反抗し、その先で紛れも無く「主人公」となったのだ。
結局その直後に魔人ブウはあっさりと復活し、ベジータ自身もしばらく後にサクッと生き返ってしまい、このシーンの感動も結局
「漫画の都合」とやらによって帳消しになってしまう訳だが


26 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:12:00.72 ID:L7Tlk39N0.net

ベジータのこの「漫画の都合」に対する反抗とその後に続く自爆劇は、視点を変えると「青春期の思いを抱えたまま、大人になりきれずに
父親になった男が、最後の最後に初めて父の仕事を果たす話」という構図として見ることもできる。
 いずれ決着をつけなくてはならない存在として(一方的に)悟空をライバル視するベジータだが、当の悟空自身はとっくに勝った負けたの
世界からは一歩身を引いて、あの世で隠居生活を満喫中だ。ベジータにしてみれば悟空の姿は典型的な勝ち逃げヤローという訳だ。そして、
そんな悟空に対し延々と「おまえを倒すのはこの俺だ」と突っ掛かるベジータは、青春時代の未練を解消できぬまま歳を重ね、いつまで経っ
てもちっとも本当の大人になりきれない「駄目な大人」そのものだ。
 だからこそベジータはバビディの魔力を見て『今こそが「青春期の未練」を清算するチャンスだ!』と考えたのだが、その結果引き起こ
された事態を目の当たりにし、ベジータはようやく「父親としての自分」の責任を突きつけられた訳だ。


28 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:19:00 ID:L7Tlk39N0.net

 元来ドラゴンボールは「子供の世界」だった。海では亀やイルカが喋り、山奥の農村では村人が牛魔王に恐れをなす。世界的犯罪組織の
メンバーに超能力者はいるし、聖地の高い高い塔のてっぺんにはネコの仙人様がいる。そうしたファンタジーな設定が極々自然に受け入れ
られた、大らかな世界観がドラゴンボールの世界だった。
 それがサイヤ人編以降、世界観は急速に変調を来していった。悟空の尻尾やピッコロ大魔王という存在も、気がつけば宇宙人というSF設定へ
とすり替わり、悪魔や獣人、超能力者や武道の達人といった、おとぎ話的なキャラクター達が世界からドンドン閉め出されてゆく。
「子供の世界」だったはずのドラゴンボールの世界は、突如として大人の視線で埋め尽くされてゆく。
 しかしそんな中でも、悟空とその周辺の数人だけはいつまで経っても子供のままだった。自身一児の父となり他のキャラクターも結婚し
たりだなんだと年を食っていったにも関わらず、悟空はずっとずっと戦い好きの無垢で純粋な少年のままの姿を堅持し続けていた。
 言うなれば、ドラゴンボールとはピーターパン達の物語なのだ。空を自由に飛び回り、悪のフック船長をやっつけるピーターパンの物語


30 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:21:44 ID:wAXgXeZc0.net

なに長文書いてんだか読んでないけど
ヒュージョンの意味と
剣で修行する悟飯の意味が
よくわからなかった当時


33 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:29:29.81 ID:L7Tlk39N0.net

 変わりゆく世界観と変わらない悟空達。その齟齬は連載が進むにつれてドンドンと物語の歪みとして蓄積されてゆく。いつまで経っても
子供のままの悟空だが、その無邪気さが無責任さと表裏一体である危うさが漫画内でも表出し始める。
 無職どうこうとネットでネタ的に言われる悟空だが、そうしたネタ扱いは、そもそも連載後期におけるドラゴンボールの世界観自体が
「無職で修行ばかりしてるバトルジャンキー」を許さない空気を放っていたからに他ならない。

 そうした視点に立って見ると、ベジータの自爆劇はある意味ではドラゴンボールという漫画全体がため込んできたツケの支払いの象徴で
あるという見方もできるのではないかと思う。
 そしてそのツケの支払い、負債の清算は、ベジータに限らず悟空に対しても課せられる。


35 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:33:56.35 ID:L7Tlk39N0.net

鳥山明 「悟空は子育てに興味がないんですよ、多分。父親としては完全に失格(笑)。働いてもいないですからね。悟空はただ強くなりたい
だけで、他の本能はない感じなんですよ。だから興味のないことには本当に何の興味も示さない。きっと結婚も興味なかったんだと思います」

 ドラゴンボールガイド 孫悟空伝説より


「悟飯……オ…オレと…ま…まともにしゃべってくれたのは…おまえだけだった…。き…きさまといた数ヶ月……わ…わるく…なかったぜ……
*…な…よ……悟…………飯…………」

ラディッツとの死闘で命を落とした悟空の代わりに悟飯を鍛えたピッコロが一年を共にに過ごすうちに、父性愛に目覚め、悟飯の命を救いました。
ピッコロは悟飯をサイヤ人と戦うための道具としか考えていなかったはずなのに、最終的には自分の命を捨てて悟飯を救いました。


36 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:35:51.02 ID:o9YKnkpA0.net

作中で3回目の天下一武道会で優勝した時に
もうちっとだけ続かず完結してたら
ベジータやフリーザとかは次回作のキャラとして出てたんだろうか
気になるな


38 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:39:01.37 ID:L7Tlk39N0.net

何よりも自分の命が大事だった大魔王が、他人の息子である悟飯の命を救っただけでなく、悟飯のその後を案じていました。
この時点で、悟飯の中では、ピッコロは父親である悟空以上の存在になりました。
やり方は違いますが、これと同じようなことを行ったキャラクターが他にもいました。ベジータです。未来から来たトランクスが倒された時、
ベジータは怒りのあまり無謀な挑戦をセルに行いました。

その結果、悟空一行はピンチを迎えましたが、トランクスが事後にその顛末を聞かされた時、トランクスは「父さんが…」と誇らしげな笑顔をしていました。
ドラゴンボールを子細に眺めると気が付きますが、悟空が誰かのために身を投げ出した回数は、ベジータやピッコロに比べると絶望的に回数が少ないです。


39 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:42:53 ID:L7Tlk39N0.net

「悟空……きさまはまちがっている…悟飯はきさまのように戦いは好きじゃないんだ…………!! その作戦、悟飯は知っているのか…
…今、悟飯が何を思っているか分かるか!? 怒りなんかじゃない!! なぜおとうさんはボクがこんなに苦しんで死にそうなのに助けてくれないんだろう…」

バトルマニアである悟空は、戦うことが嫌いな悟飯を自分の世界に何の覚悟もないまま戦いの世界に引き入れた揚句、息子が苦しむ様を見ながら
何の手助けも行おうとしませんでした。その際のゴクウの非道をピッコロが断罪します。

この場面のピッコロの表情を見れば、直接悟空を罵倒したりはしていませんが、地球を救った英雄の悟空を、非道の限りを尽くした大魔王であった
ピッコロが責めている事が良く分かります。
バトルマニアの悟空は、かつて大魔王であったピッコロにもある人間らしい心をまるで持ち合わせていなかった事を読者と悟空は気付かされました。
戦闘時や駆け引きの際の心理描写を除けば、内心の描写はドラゴンボールはあまり描かれませんが、この際の悟空の内心はいかばかりのもの
だったでしょうか。
この後悟飯の苦境を見捨てて置けなかったピッコロは、自分の戦力差の彼我を無視して悟飯を助けに行こうとしました。戦闘時においては頭が切れ
すぎる悟空は自分の息子の命のピンチにも動こうとはしませんでした。


40 名無しさん必死だな :2020/02/03(月) 22:44:45 ID:TuSvYY9ya.net

ゴハンの扱いがどうしようもなかったのはよく覚えてる